|
|
|
壊れかけの羅針盤
|
作詞 銀狼 |
|
行き止まりの交差点 選べる道は見当たらない
どこまでも青い夜空を 睨むように見上げるだけ
人の目など気にせずに 大きな声で泣いてみたら
案外不埒な天使が 羽根を分けてくれるかもね
無難そうな抜け道だって あざとい罠かも知れないし
とっておきの切り札だって 偽物かも知れない
街中に散らばって見える 進入禁止の看板を
しらみ潰しに越えてゆけば 自由になれるかな
行き止まりの交差点 気づけば人が見当たらない
車の音に急かされて もと来た道へ戻るだけ
爪先立ちで覗いて 失くした夢を繋いだなら
悪戯狂いの悪魔が 時を戻してくれるかもね
純粋そうなあの娘だって 可愛いフリかも知れないし
必死で隠した嘘だって ばれてるかも知れない
とりあえず目の前に霞む 終わることない一本道を
ひとうひとつ進んでゆけば 何かが分かるかな
壊れかけの羅針盤は今も 悲しいほどに前を指している
|
|
|