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すれ違い
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作詞 nayura |
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私の決意を貴方に知らせたとき
予\想外にも貴方は驚いた顔をしていた
貴方から言われるべきはずだったことを
私から言ってしまおうという、逆転の発想が
逆に貴方を驚かせたのでしょう
凍った目で私を見つめていた貴方は
しばらくして言った
「なんで?」と
貴方だってそうなのでしょう
貴方だってこの結末を望んでいたのでしょう
そんな演技をしたって無駄なの
私には貴方のその見え透いた嘘が分かっているの
貴方は何を思ったのか
泣きながら走り去っていった
急に1人になってしまった私も何故か泣きそうになった
結局こらえきれず流してしまった涙は
誰のための涙なんだろう?
私だって本当は貴方とずっと一緒にいたかった
けれども私は貴方とはもう一緒にはいられないの
ごめんね、私、貴方が思っているより
強い人間じゃないから
あの痛みには耐えることが出来なかったの
貴方は何を思ったのか
次の日、世界は貴方を昨日に置き去りにした
貴方はそこまで私を憎んでいたの?
それは何に対する憎しみなの?
私は頭の中が真っ白になった
その後、発見された貴方のバッグ
昨日、私と最後に会ったとき持っていたものだった
その中には私のイニシャルと貴方のイニシャルの刻印
私の左手の薬指に丁度ぴったり入る
指輪が・・・・・・
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