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夏の夢
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作詞 自己流スピーカー |
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クーラーの壊れた部屋
解けかけたカキ氷 片手には団扇
そんな僕に別れも告げず
君は夏から逃げてった
頼りになるものといえば
首の回らない扇風機だけ
こんな毎日を過ごす間に
君を忘れられたらいい
風鈴が鳴るたびに
心の中を隙間風が通る
あとどれくらい悩んだら
夏は終わってくれるのかな
僕は今も夏にいるよ
君のいない夏にいるよ
溶けた氷が戻らないように
君も戻ってきてはくれない
流れた月日と同じ分だけ
僕は君に歌を贈るよ
君に届くかはわからないが
とりあえず僕に歌わせてくれ
そういや今日は花火大会だった
現在午後九時 もう終わってる頃
惜しい事をした 仕方ないから庭で
セールだった花火セット
小さく咲いた線香花火
地面に吸い込まれるように落ちていく
そんな一瞬の儚さに
君の面影を見てしまう
鈴虫が鳴くたびに
秋の足音が近付いてくる
あと何日かしたら きっと
花火は季節はずれになってしまう
僕は今も夏にいるよ
君のいない夏にいるよ
溶けた氷が戻らないように
君も戻ってきてはくれない
流れる風に寄り添うように
僕の歌は空を渡るよ
君に届くかはわからないが
とりあえず僕を忘れないでくれ
買ったばかりのギターで君に捧げるよ
ウソ\偽りのない想いを
風鈴が鳴るたびに
心の中を隙間風が通る
あとどれくらい歌ったら
夏はもう一度やってくるのかな
僕は夏を夢見るよ
君のいない夏を夢見るよ
溶けた氷は戻らないけど
君は自由だから大丈夫
流れた月日の分だけ
僕は君に歌を贈るよ
君に届くかはわからないが
とりあえず僕に歌わせてくれ
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