|
|
|
命
|
作詞 Memi |
|
それは突然のできごと
重そうな先生の唇
告げられた真実。
突然すぎて理解ができない
夏休み二日目のこと
何で?
どうしてあなたなの?
信じたくないのに 涙が溢れ出てきた
死というものが本当にこの世にあるなんて
思わなかった。
だって こんなにも身近な人の死は
初めてだったから
高校になって まだ4ヵ月
初めて同じクラスになって 仲良くなれた友達
授業 お弁当 移動教室 オリエンテーション
短いけれど毎日という長い時を過ごして
こんな当たり前のこと
ずっと できると思ってた。
その子には夢も希望もあった
そのために毎日頑張ってたこと
私は知ってる。
15年という短い命
何日たっても 信じられない
2学期になれば
「おはよー」って
教室のドアを開けるよね?
頭の中では
あの子の笑顔と事故の様子が
何度も何度も 繰り返される
「うそでしょ?!」
友達の泣き声が私の胸につきささった。
世界は狭くて広い
1つの小さな尊い命が消えても
気づかない人がいる
その人の存在すら 知らない人もいる
当たり前のことなのに
今頃気づかされた
あの子はいないのに、
どうして私は平然と生きているんだろう?
無理な疑問を何度も考えた。
私達もいつかあの子のことを忘れちゃうのかな?
一緒に卒業したかったけど ムリみたい...
あの子の分も頑張る なんて
カッコイイこと言えないけど
私なりに精一杯生きるね。
そして忘れないよ。
ありがとう。
|
|
|
本作品の著作権は作詞者に帰属します。
|
|
|
|