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fiction
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作詞 翠雨 |
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『この物話はフィクションです』
そこから始まるお話は
何を書いてもいいんでしょ
人が空を飛んでいたって
僕が世界を征服していたって
十\二時になっても魔法は解けず
いつまでも躍っていることだって
アリエナイコトだらけ
それが僕の生きる世界
だけど所詮作り物
ここは君がいない世界
君に青空の下で出会って
僕と付き合い始めるっていう
こんな夢を考え書こうとするが
僕には勇気が足りないみたいだ
勇気があれば僕の横には君がいるのに
ペンで綴れば僕の横には君がいるのに
君という存在がいない
それが僕の書くお話
意志と勇気さえあれば
ここは君がいるお話に
アリエナイコトだらけ
それが僕の生きる世界
だけど所詮作り物
ここは君がいない世界
ここは君がいない世界・・・
まって、これは現実じゃないんだ
だってそうでしょ
現に君は向こうの窓際で本読んでる
それを僕は遠目で眺めるしか出来ないけど
よかった、あれは現実じゃないんだ
『あの物語はフィクションです』
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