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自閉症
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| 作詞 h-ken |
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彼女は少しイカレている
昨日朝窓を開けて
カーテンは腰に巻き付けた
「この部屋は薄汚れていて
大した灯りも無いのだから
外の光を浴びるといいわ」
昨日からこの部屋は
二人の同居スペースで
彼女はやたら僕を
外へ追い出したがっている
彼女はかなりイカレている
外の光が嫌いなくせに
窓を開けるのが日課なんだ
明るすぎるこの部屋は
彼女には居心地が悪くて
決して逃がさないように
僕はまた窓を閉めた
この暗がりで彼女だけが
僕を照らす灯りだった
それだけで良かったのに
僕はまだ彼女を探して
暗闇に手を突き出している
彼女はまた窓を開ける
外の光が差し込むように
外の光が差し込むように
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