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金のホタル
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作詞 銀狼 |
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白い夜明けに 消え行く星を
金のホタルが 優しくなぞる
夢に溶けてしまいそうな おぼろげな季節
10年前の今頃は 何を思っていたのかな
たくさんの別れの中で 小さかった僕も
痛みや悲しみを知って 少し大人になれたかな
それは幻のような儚さで 遠い軌跡を呼び起こすように
ふわりふわりと命を揺らしてる 少し淋しくなる
白い夜明けに 消え行く星を
金のホタルが 優しくなぞる
川に流した木の葉舟 風にさまよって
岸に辿り着くことなく どこかへ消えて行ったあと
いつまでも静かな水面 黙って眺めてた
君の目に滲んだ涙 夏の終わりの夜明け前
それは宝石のような輝きで 不意に僕らを包み込んだね
今も消えない炎を揺らしてる また懐かしくなる
ここでは今日も 夏風に舞う
金のホタルが あの日を照らす
またいつの日か 巡り逢えると
金のホタルが 優しく告げる
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