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世界
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作詞 ○●○● |
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夏がきました。
草が香る、夏が好きです。
海が好きです、全てが蒼いから。
波が好きです、海の蒼さがわかるから。
雲は自由に形を変え、空は自由を許す、そんな夏の空が好きです。
昼間の熱を覚ます、静寂の紅の時、黄昏時が好きです。
消えるから輝ける、花火が好きです。
夜が好きです、思い出が蘇るから。
新鮮な日を生む、朝が好きです。
散歩が好きです、風景に近づけるから。
森の小道を、草むらを、風を受け歩くのが好きです。
そしてふと振り返ると、
そこはもう、秋でした。
秋の森が好きです、空が高いから。
枯れるから美しいススキが好きです。
夕暮れ時を、秋を歩きます。
手をつなげる、秋の散歩がすきです。
木の実がすきです、お人形を作れるから。
今日一日を手紙にします。
鬼ごっこは、必ず相手に触れられるから好きです。
そして振り返ると、そこはもう、冬でした。
雪がすきです、本当の白だから。
そして、春。
春が好きでした。
「誰よりも辛い命は、誰よりも笑顔で満ちていました。」
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