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桜を濡らす雨の中で
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作詞 天川 蒼哉 |
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雨の音に 僕の声は 寂しく消える
君の声も もう 聴けないのだろう
この願いは叶うことは無いのか
この願いはまるで 舞えること無く
濡れ落ちていく 桜の花びら
あぁ 何故僕らは 離れ離れに
くしゃくしゃの その泣き顔を
どうにも出来ず ただ雨にうたれてる
両手で顔を覆う君
必死に あふれる涙を抑えるかの様に
この涙は 僕らが引き裂かれる痛みの証
あぁ 何故僕には 力が無いのか
君の流す この涙を
笑顔に変える 力が欲しい
全てを失くしてもいい
最後にもう一度 君の笑顔が見たい
ひたすらに この想いが僕を突き動かす
桜を濡らす雨の中 涙の顔を振り払う
雨の音に 負けないように 想いを放つ
僕の声は 君に届くか分からない
けれど想いだけは届くと信じて
この願いよ叶え 今一度、舞え
想いを込めた 願いの花びら
悲しまなくていい
二人の心 一緒の記憶 思い出こそが 僕らを繋ぐ
だから最後にもう一度 君の優しい笑顔を見せて
ごめん わかってる 僕の願いは
どんな言葉を 並べても
君を傷つけるだけだって
でも、この別れの時を
涙の記憶に 刻みたくはないから
僕も 忘れられないような笑顔を贈るよ
桜を濡らす雨の中 僕ら二人は微笑みへ
雨の音も 冷たささえも 二人の笑顔に消えていく
この想いは 君に届いて光り
笑顔の思い出に別れは刻まれた
叶った願い 二人の記憶 笑顔という名の風に乗り
舞い上がれたのは 二人の花びら
君が見えなくなる その時まで
僕はずっと笑顔でいよう
君の笑顔が 僕に 刻まれたように
僕の笑顔を 君の 勇気に変えて欲しいから
最後の最後まで笑顔でいるよ
この 桜を濡らす雨の中で
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