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蝉
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作詞 ァゴ◇◇ |
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君は言ったね。
『そろそろ・・・行くわ。』
あたしは言った。
『そっか。今までありがとね。』
その後君は何にも言わなかった。
嘘に嘘を重ねた結果だった。
『大丈夫。』『大丈夫。』
そんなの嘘だよ?
あなたが居なくなって,蝉の声が大きくなって
あたしの泣き声はその音に紛れて消えた。
涙だって,都会の地面にすぐ消えた。
気付いて・・・キヅイテ・・・きづいて・・・。
あたしの名前を呼んで?
あたしの横には大きな向日葵が咲いてて
孤独な心が剥き出しになる。
涙は匂いを増して,孤独は影を濃くした。
素直になれなかった結果だった。
『大丈夫。』『大丈夫。』
そんなの嘘だよ?
あなたからの連絡が途絶えて,町は祭りで騒ぎ出して
あたしの泣き声はその音に紛れて消えた。
涙だって都会の地面にすぐ消えた。
気づいて・・・キヅイテ・・・きづいて・・・。
あたしのそばに居て?
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