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Lilac Snow
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作詞 MRK |
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ひときわ目立つ青い空に白い雲
近くも遠い綿菓子だ
イスに登れば届くと信じていたね
空は落書きを楽しむ
あの空を真似て手の平を青く染める
空に色は決まっていない 気づいたら赤い空
この粉雪の色は何色に見える
あの時書いた絵と同じ
西の空が赤く染まったら雪も
赤くなって降りてほしい
現実にとらわれていたら夢はない
非現実的なことも時には考えてみよう
夢中で描いたバケツかぶった雪ダルマ
手袋し忘れたほんのり赤い小さい手
空の住民にとっては邪魔な粉雪
下界の子供らには公園が広がるから
雪解け水を使って雪景色を描く
白の上に青と赤を混ぜ合わせて
筆を走らせ粉雪に色を塗ろう
雲の上に大の字になって寝てみたい
絵にするなら簡単だ
同時に雪を作って降らしてみたい
絵にすることで我慢した
最後のページに何を描くとしよう
「想うがままに虎視眈々と書いてみるか」
夢中でかき集めたLilac Snowそれをね
手袋につめこんでいる子供を一人
空の住民もみんな眼をこすり始めた
下界に雪の桜を植えてみた
雲の隙間から光漏れ創めた
白い絵の具こぼしたただの雪になった
車の通ったあとも跡形も無く
Lilac Snowの上の黒猫の足跡
必死に探す飼い主に手を差し出そう
白一色の絵が突然黒くなった
もはや残像となった薄紫色のゆき
何年さかのぼっても同じ背景は
教科書をめくっても出てくることわない
だって絵はまだ乾ききってないんだから
絵の中では何でもありさ
こんな雪降らしてもいいんだから
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