|
|
|
夜光花火
|
作詞 クマの手 |
|
夕闇の中 君は寂しげな横顔
痛みに耐えて 頬を茜色の帯が伝う
幸せを願うほど 君は辛そうに
「大丈夫だよ」って潤んだ目で笑ってた
手の中の小さな輝きはとても愛しげに
惜しみ、慈しみ、喜ぶのにどうして人は
自分と同じ光を逆らえぬと知りながら貶すの?
短い光 淡い輝き 手の中にあるときは見惚れて
輝かず 黒く身を焦がせば いらないと捨ててしまう
傷つき 悲しむ光を 笑っては貶し、弱らせて
一体何が どうして くだらない気持ちに浸りたくなるの?
二人で並んで 見上げた星の光は
どこか近くに感じて わかってながらも手を伸ばしてた
他人を憎めば憎むほど 君は悲しそうに
「気にしたら負けだよ」って囁いてなだめてくれた
本当は悔しくて辛くて泣き叫びたいのは君で
僕のことなんてほっといていいから素直になって
自分に優しさをかけてあげて 耐えていないでほしい
長い時間 伝う透明の星 そばにいるだけでいいかな?
笑っても どうしようもないって呆れ顔で立ち直れるかな
傷つき 挫けそうな君は 強いんじゃない弱いから
いつもそうやって なんともないふり 僕にだけくらい素直になって
なんで人は優越感に浸りたがるの?
どうしてそこまで不安を恐れるの?
自分が傷つけられれば怒るクセして、
自分が傷つけることは抵抗もなくできてしまうの?
短い光 淡い輝き 手の中にあるときは見惚れて
輝かず 黒く身を焦がせば いらないと捨ててしまう
傷つき 悲しむ光を 笑っては貶し、弱らせる
弾ける火薬 色を纏いながら 終わりまで自分を貫いて光る
|
|
|