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不器用なあいつ
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作詞 キイロ色 |
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好きな人がいた
優しくて頑張り屋の君
そんな君の隣にはいつもあいつがいた
意地悪で不器用なあいつ
君と話をかわしていると必ずあいつがやってくる
大好きな君の前ではいつも笑顔でいたいのに
あいつのせいで計画はだいなし
大ッ嫌いだったあいつ
あの日、珍しくあいつが1人でやってきた
体育の授業で怪我した私
痛む足を必死で我慢して作り笑いしながら皆の姿を見ていた私
私から少し離れた場所に座ったあいつは何度も
痛くないか?っと聞いてくる
あいつに弱い自分を見られたくなくて必死で意地をはった
3回問いかけたあとあいつは心配そうな顔をしてこっちを見た
なんなのさ・・
そんな顔しないでよ、こっちは必死で我慢してるのに
なんか、調子くるう・・
小さな声であいつに痛いって言ったら
嬉しそうな顔して私を保健室に連れてった
手当てしてもらい終わると
あいつはすごい勢いで保健室を飛び出した
"ばーか"っと憎たらしい言葉を残して
その時は不思議とあいつのことが憎くなかった
いつもだったら走って追いかけて文句言ってたのに・・
その日からあいつは特別な喧嘩友達
そして
私の好きな人
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