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DOMINO
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作詞 kiosk |
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人ごみ多し東京の昼
小さい体引きずり迷う少女の姿
アナウンスと人の賑わいが複雑に交じり合い
少女はその中の宇宙へと旅立つ
ところが変な高校生に絡まれて立ち止まって
道がふさがり 時が過ぎて
夢も感情も消え うずくまって失望
携帯鳴っても動かない
膨れた鞄を肩に提げて
高価なメガネの中年が歩く
誰もが知ってるロレックス片手に
おそらく仕事やりこなすビジネスマン
そして突然の電話
上司から会社倒産の知らせ
立ち止まって うずくまって失望
汗も出ないような寒気
病気の母親のために
はるばる受験で都会に出た
父親に捨てられそのまま2人だけ
後戻りも失敗も許されないガチンコ
だけど乗ってたエレベーターが停止
しかも管理人の不注意で3時間閉じ込められ
涙も流すことなく うずくまって失望
怒りもどこかへ消えてしまう
あぁ 彼らの夢って何だったんだろう?
どんなことしてここにいるんだろう?
努力した? 苦労した? 自分なりに頑張った?
考えるほどどうでもよくなってるんだ
誰かの恨みが当たったのかなぁ?
偶然が重なって結果を出したのかなぁ?
いずれも仕方ないって事になるのかなぁ?
人ごみが騒音奏でる東京の昼
人間と言うドミノが3つ分倒れた 悪い意味で
そして次々とドミノが倒れて
そして快感 そして満足を神は待つ
誰の苦労も知らずに待っている
だから神に反抗してみよう
人類全員で横に並んで
あいつの期待ってやつを奪いに行こう
いい意味のドミノを倒してやろう
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