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金髪の女
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作詞 一就 |
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待っていたら変わってしまった
今あなたは金髪の女
待っていたら渇いてしまった
この喉に潤いを……
昔のアルバムめくり 自分がいたクラスの中に
少しだけ見覚えがある おとなしい君の姿
あのときは輝いていた だから君に恋していた
君の横顔に惚れたのさ さり気ない可愛さに
何があったのか 僕には全く分からないが
数年会わない間に 君はもう……
待っていたら変わってしまった
今あなたは金髪の女
待っていたら渇いてしまった
この喉に潤いを……
この前公園ですれ違い 僕は気付かなかったけれど
君は全く無視をして 僕を完全に見捨てていた
後に降ってきた雨に 打たれながら歩いていた
青い小さな車に 水をかけられ 暗闇の中
何があったのか 僕には全く分からないが
壊れたオルゴール 片手に……
待っていたら変わってしまった
今あなたは金髪の女 あぁ 戻ってきて
ふんわり雲の流れは遅く 時が経つのは残酷だね
記憶の形も残らないのか 君の中に僕はいない
いっそ消してしまえたらいいのに 今までの思い出も
忘れようとすればするほど 胸が苦しくなるもの
人は変わる 街も変わる 残される僕はただ1人
雨の滴の中に映る 世界はきっと虹色なのか
薄暗い世の中になったな 傘さしても意味はない
何も戻ってくることはない 雨上がりの空に虹は咲かない
待っていたら変わってしまった
今あなたは金髪の女
待っていても 何も起こらない
自分で開く世界があるから
自分の目で 外を見よう
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