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空空−karazora−
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作詞 心夜 |
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鉄柵に囲まれたこの場所で
見えはしない両手足の鎖を
引きずりながら君を思った…
愛や恋など唄う詩は 今の僕には必要ないよ
そんな出来すぎた愛 今の僕は受け止めない
見上げた空の色は ありえないほどに
貴方の血みたいな 深い不快赤だった
このセカイはきっと…
僕みたいな落ちこぼれを
置いていく様に出来ているんだ
常識を遮断したこの場所で
見えるはずない君の残像を
引きずりながら君を思った…
狂気の愛を唄う詩が 今の僕には全てなんだ
僕を照らし出す様な 狂った愛を奏で唄う詩
見つめた掌の色は ありえないほどに
赤く染まっていたよ 貴方の血を零して
このセカイはきっと…
僕みたいな精神異常者を
避ける様にできたいるのかな?
君でさえも僕を避けたね
『怖い』『こないで』『誰か助けて』
狂った様に泣き叫んだね
『あたしの愛した貴方じゃない』
本当の僕を見開いた目で
『バケモノ!!』
ただ…見つめててくれたね
君のカケラは今も僕と共に
僕の血となり肉となって…
一緒にセカイを見つめてる
―\―\―\ねぇ、嬉しいでしょ?
壊レテシマッタ人形ハ
声モ出サズニ唄ウダケ
壊レテイタノハ僕ノ方。。。
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