|
|
|
canvas
|
作詞 sky-P |
|
君から受け取ったメールはこれで何通目になるんだろう?
全然笑えることじゃないのになんで無理して「笑」っているの?
君の笑顔がみれるのなら、どんな壁をもぶち壊し
君の笑顔がみれるのなら、どんな遠くまでも歩いて行こう
「無理だよ、そんなこと。私なら大丈夫だよ」と
今にも泣き出しそうな大きな瞳で僕を見つめた
なんでそんな無理してんの?
僕なんかに君は支えられないの?
例え君が、そんな風に思っていたとしても
すべての力使い果たしても君を支えていよう
いつかテレビで言ってた「人」という字の成り立ち
お互いがお互いを支えあって成り立つんだってさ
そんなカッコいいことは僕には言えないけれど・・・
どうか、一緒に描いてくれ僕のcanvasに
途中で筆が乾くこともあるだろう
そんな時は一緒に新しい色をとろう
腕が動かなくなる時もあるだろう
そんな時は君の筆に手を添えよう
「大丈夫。」なんていいながら笑う君の頬をつたう涙
色のついた筆先で優しく頬から掬い取り
絵の具を溶いてすべてを掻き消す色を作ろう
ゆっくりでもいい、疲れたら休めばいいさ
そのうち君の頬も色んな絵の具で描かれていって
絵の具まみれの自分の顔に少しでも笑うことが出来るだろう
そうして少しずつでもcanvasを広げよう
そうするとほら
段々と大きくなっていく僕のcanvas
段々と描かれていく僕のcanvas
気づいたらほら
無限に広がるcanvas
段々と段々と美しくなる僕らのcanvas
|
|
|