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気まぐれな天使
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作詞 奏蝶 |
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その人は突然俺の前に姿を現した
虚ろな俺の目の前に
何が起こったのかを判断するのに
多少の時間が必要だった
俺の隣に来たその天使は
軽い笑みをこっちに向けて
今にも羽ばたきそうな顔を
ただ俺に見せていた
それはまさに天使だった
見るに耐えぬこの状況に
俺は理性を失った
俺の人生はこの人のためにある
何を考えても浮かんでしまう
あの人の顔はもはや罪だ
あの人の事を考えるだけで
また俺は虚ろになる
くだらない見栄はもう張る必要ない
ただ君に触れてみたいだけ
ここに舞い降りた天使の羽を
少しだけ堕としてみたい
彼女はまさに天使だった
俺に舞い降りた黒き天使
俺は全てを失っても
君のコトが欲しい
彼女はまさに天使だろう
周りには女神にさえ見えた
俺は彼女の奥に
見るに絶えない悪魔を見た
全てを知る必要はない
ただ彼女は俺を乱す堕天使
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