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『ビー玉』
作詞 東雲 李葉
つるつるのまっしろなまんまるになりつつあります。
なにも私をとらえません。私になにもひっかかりません。


つるつるのまっしろなまんまるになりつつあります。
なにも私をつかみません。私はなにもかんじません。


つるつるの からっぽ な まんまるになりつつあります。
私はなにもおもえません。私はおもみもありません。


つるつるでまっしろでからっぽで、
今まさにとうめいになりつつあります。
にじんでなじんで消えてしまう。私をとおしておよそのせかいが見えてくる。



私はいったいだれですか?
私、とは、いったいなんなのですか…?



泥でにごった水たまりを、いろがあるだけあなたはいいね、と、
子供じみたいじわるで、ぱしゃん、 と、おとをたててふんでみた。
はねたしずくがほほをつたって、けれど、 指にとったそれはとうめいで。
まるであなたも私みたい。



私はあなたじゃないのにね…。



自分からよごれたい、だなんてはじめておもった。
きっとこれからも、そんなことおもいなどしないでしょうけど。
だけど、だけど、
私も自分のいろがほしいの。りんかくだけじゃ足りないの。



なんでも見えるせかいより、なにも見えない視界がほしいの…。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 『ビー玉』
公開日 2005/07/31
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント なんだか思考が停止中;;ローテンションでけっこー深いです.
東雲 李葉さんの情報
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