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時代
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作詞 流川湖水(るかわみずうみ) |
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止まってしまった時間を いつも他人のせいにして
自分のからに閉じこもり 孤独を嘆いていた
カーテン越しの朝日は とても眩しくて
あの日捨てたはずの未来を蜃気楼のように映し出す
明日が訪れない心と 過去に姿を変えていく時間の中
歩き出せない涙を 無理矢理飲み込む
この感覚は まるで立ちくらみのよう
人で混み合う道の中 誰もが独りぼっちで歩いてる
たとえ 信号が青に変わって
前へ進めたとしても 行き場はいつも同じ場所
何かを守るために傷つき 苦しんでた日々
失うものが大きいほど 大切なもの見つけてた
守るものなどないくせに 失いたくないものは多すぎて
結局いつからだろう 形のあるものに
明日を支配されるようになったのは
時代の流れに逆らえない僕らは 大海を彷徨う放浪者
ありきたりな言葉で自分に嘘を付いて
信じるものは 形のあるものだけ
海の向こうにはなにがあるだろう
虹のトンネルを抜けた その先にあるもの
いつの日にか この目で見てみたい
そう思ってた 幼い頃の悲しい思い出
色々な事に興味を持ち いつだって
無傷な夢を追いかけてた 今は知らなくいい事を
たくさん知りすぎて こんな時代を恨んでいる
時間に背中向けて歩いてる
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