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線香花火。
作詞 ェム
あなたの泣いている横顔は
とても綺麗で切なくて
なんだか愛しいと想いました


走るよりは少し遅く
歩くよりは少し速く
それが君との恋のスピードでした


いつからか止まったままの時間
いつからか進めない僕の恋心
君を想うだけで精一杯でした


僕が想う理想の女の子とはまるで逆で
惹かれた理由すら今も答えられない


君と行った海へと今日
思い出探しに出かけました
砂浜であの頃よく線香花火を二人でしたね
今もまた消えかけた思い出が蘇ります


儚くて切なくて脆くて...
そんな線香花火を君は好きだと言いました
あの時の一瞬だけ見せた君の涙は
僕への精一杯の愛情だったのでしょうか


隣より遠く
前より近く
それが君との距離でした


「好き」と照れて言う君が好きでした
笑って僕を茶化す君が好きでした


今は全部過去になってしまうけれど
真実しか君には伝えていません


少し笑って
少し泣いて
君は「ありがとう」と言いました




線香花火は
あれから一度も
する事が出来ません


特別な理由はないけれど
君が好きだと言った花火だから
君としか出来ない気がします


僕は今も
君だけを想い続けています

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 線香花火。
公開日 2005/07/30
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 恋愛
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