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空におちた僕
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作詞 走馬灯 |
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すって浮いた体は もうどこにもなかった
下を見れば空があって
上を見れば宇宙があった
何を目的としていたのか覚えていない
でもとてつもなく重い 苦しい 痛い
ねえ なんでそんなことしか.........
背に羽根はなかったし
別に天使も死神も迎えには来なかった
僕はひとりで 最後までひとりで
案外あっさり
消えるみたい
ふわって浮いた
その一瞬だけは気持ちいいと
そう感じた気もしたんだけど
今の孤独を思えば 何よりも痛くて
なぜだか不意に涙がこぼれた
思い出しちゃったよ
さっき僕がこの空間に放たれたのは
どうやら僕の 意思みたい
泣きもせず
叫びも出来ず
ただ ただ 漠然と
明日の来ない 明日を祈った
最後に手にしたかったのは
孤独じゃない自分
少しは器用に生きれた自分
あったかい あい とか ゆめ とか
ささやかな ほんの一握りの なにかでよかった
どうか 神様がいるならお願い
ぼくを..........
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目をあけた
涙でぐしゃぐしゃになった僕を
涙でぐしゃぐしゃになったあなたが
きつく きつく 抱きしめていた
あたたかい ぬくもりと一緒に
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