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枯れた心と空の星
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作詞 モサシゲ |
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夜空に光る星を目指して
僕らは一緒に歩いていた
あの輝く星の先に何があるのか
見てみたくて
僕は少し疲れてしまって
道に座り込み足を休める
不安そうな顔で君は振り返った
「あとで必ず追いつくから」
諦めるつもりじゃなかった
少し休むだけのつもりだった
目を凝らして見つめた道の先
もう君は見えなくて・・・
「ごめんよ しばらく僕は歩けない」
安らぎを覚えた脚は動かなくて
僕らを照らす星たちは
それでも消えずに残ってた
今ならまだ間に合うはず
きっと君に追いつける
慰めの言葉は空回りし続け
僕の脚は動かない
夜空の先を見てきた君は
僕に何と言うだろう
卑怯者と罵るだろうか
溢れる涙が膝を打つ
「ごめんよ たぶんもう追いつけない」
堕落を知った心は折れてしまった
僕らを照らす星たちは
それでも消えずに残ってた
君は未だ あの星を目指して歩いてるだろうか
苦しくて 傷ついて 倒れそうなのに
僕のことを信じて前を向いてるだろうか
そんな君を裏切り 自分だけ楽をして
僕はなんてひどいことをしたんだ
こんなに醜い自分を
いつまでも見ていられない
「走るんだ もう十\分休んだはずだ」
安らぎを覚えた脚はひどく重くて
「それでもいいんだ ちょうどいい」
堕落を知った心に覚悟を教えてやる
「待っててくれ 必ず追いつくから」
君に向かって僕は走り出した
僕らを照らす星たちは
それでも消えずに待っていた
何度も転び 幾度も倒れ
星はまだ遠いけど
やっと辿り着いた
「やぁ 待たせて悪かったね」
涙の笑顔を僕は見る
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