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月光
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作詞 マサ |
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コップから耐え切れずに 溢れ出た涙を
そっと両手ですくい上げて
飲み干したこの身体を 抱きしめてくれてた
影は光へ溶けていった
傷つき ふらついて いつしか倒れこんで
奏でたい音さえも失くして それでも道は続いてった
自分を守りたくって 深く帽子をかぶったら
君が見えなくなって 肌寒さを感じている
月光さえも冷たくて…
伸びきったビデオテープ 画面に映し出す
砂嵐だけ見つめていた
『寂しい』を理由にして 寄り添ってみたけど
影は薄れていくばかりで
傷つき ふらついて 何度も倒れるうち
奏でたい音なんか忘れて ひたすら神に祈っていた
自分を隠したくて サングラスをかけてみたら
君のことも隠して どこか遠く連れていった
月光だけが輝いて…
腐った 感情を 取り出しそっと撫でた
奏でたい音は何処?君なら知ってる?…そんな訳ないよねぇ
帽子もサングラスも 全部はずし捨ててみても
君はもういなくって 一人そこに立ち尽くした
月光さえも届かない…
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