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神様のナミダ
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作詞 桜咲莉里 |
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ある日、神様が
一粒のナミダを零しました。
私にはどうしたらいいのか
分からなくて
ただ隣にいることしか
出来ませんでした。
でも、それでいいんだよ。
って、神様が言ってくれました。
それだけで、嬉しかったよ。
その言葉が
私には嬉しかったんです。
神様のナミダを
見てしまったその日から
神様だって私達と一緒なんだ
って、思いました。
何も特別じゃないんだ
って、少しだけ嬉しくなりました。
ある日、神様が
一粒のナミダをくれました。
綺麗な瓶に入っていて
ナミダも綺麗で
ただ見つめることしか
出来ませんでした。
でも、そんな君がいいよ。
って、神様が言ってくれました。
その姿が、可愛いよ。
その言葉すら
私には本気に思っちゃうんです。
神様のナミダを
頂いたその日から
神様を私は愛してしまいました。
分かってはいます。
こんな恋は叶わないと。
でも、少しだけ願っちゃうんです。
神様どうか私を、
殺して下さい。
受け取ったナミダは、
お返し致します。
叶わぬ恋をするくらいなら、
私なんて死んでしまえばいいのです。
そんな私に神様は、
一言だけ言いました。
ナミダを流して御覧なさい。
と
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