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蜜月夜
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作詞 小桜 楼蘭 |
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黒猫を抱いた少女
フリルを付けたドレスで
満月に照らされた道走る
大人びたメイクで街の中
黒い空の街を駆け抜けて
コンクリートに吸い込まれる
白いレースを取り外して
純白のシーツを身に纏う
月光に舞う 少女の躰
大人への階段 白く汚された
胸に注がれたのは貴方の快楽
ローゼンフレイバーの髪 香る
紅く染まる足 膝元
…くすり 少女は微笑む
開けられた窓から風
横たわる躰が冷えていく
消えゆく視界を覚ますように
何度も墜ちてく快楽頂
漏れ出してく弱々しい泣き声
受け止める目の前のアタタカサ
重ねる 唇 煙草の苦味
それでも躰は 行為に負け沈む
貴方色に染まってゆく
心はまた貴方を求める
「もう一度…」―\求めた言葉
ワタシヲアイシタゴホウビ
アタタカクヒロイカラダニ
「貴方がお気に召すまで」と。
流れ行く時と共に褪める愛
一夜限りに散り舞う殉血
「またお願い…」是以上望マナイ
「また来るから」黒イフリル翻シ
途切れない少女の微笑み
夜を楽しむかのように
黒猫の鳴き声 それすらも可愛い
さようなら もうここにはいられないから
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