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おまんじゅう
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作詞 唯知 |
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腕を枕に天井を見上げ
口にはこぶしサイズのおまんじゅう
傍の机には冷たい麦茶
茹だるような
夏の午後
目蓋の裏にちらりと
君の顔が浮かんで
消えた
「友達」から「恋人」になって
誰より好きになって
愛してた
・・・今は何だろう
友達未満?
少し経ったら、また笑いあえるかな
もう君は
新しい恋を見つけたかな
私も見つけられるかな
私は甘ったれだから
きっと今度好きになるヒトも
あなたみたいに優しい人
ちょうど
こんなふうに、
おまんじゅうみたいに、
甘ったれな私を
ふんわり包んで。
おまんじゅうを一気に食べて
冷たい麦茶を飲み干して
目蓋の裏にはあなたの顔
大丈夫
きっと
新しい恋、見つけられるよ。
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