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『空白』
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| 作詞 明日架 |
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『闇』があるのは
『光』があるから
『光』はいつも
『何か』を生み出す
例えば『闇』
例えば『影』
例えば『色』
この 布切れのような 翼は
『光』で出来た『影』
闇では そのカタチを 保てない
『光』で出来た『何か』は
共存することが 出来ない
『闇』では 『影』は出来ないし 『色』は見えない
ならば ボクは なんだろう？
ボクは 影で出来ている
なら 今いる『此処』はどこ？
『闇』には居れない
『光』にも居れない
ましてや『影』になんて
居れないのに
『光』と『闇』の中間は
『薄暗』だけど
『此処』は―\―\―\
ああ そうか
『此処』は 『何か』でも 何でもないんだ
ただ ぽっかりと空いた
『空白』なんだ
今は何もないこの『空白』に
何かを生み出す『光』に
ボクは なりたい
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