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One piece of photograph
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作詞 黒翼色 |
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棚の上に飾られた写真が一枚あった
笑顔の男女がこちらを向いて映っている
幸せそうに笑ってる 手を繋いでる
これ以上ない幸せを噛み締めているよう
思い出の写真 大切に保存されている
楽しかった過去の時間を忘れないために
この写真が目に映るたびふと笑みがこぼれる
あんなに無邪気に笑ってた でも、今は違う
子どもの頃の自分たちとは違う 大人になった自分たち
手を繋いで無邪気に笑えなくなってしまった
子どもの頃は簡単に「大好き」って言葉を口にしてた
その言葉の重さを知らなかった 知ろうとしなかった
何かを理解しようとする気持ちを持とうとしなかった
遊ぶことだけしか考えない子どもだったから
「大好き」 どんな気持ちでその言葉を口にしたのだろう
きっと何も考えず思ったことを口にしてしまったのだろう
感じたまま思ったままのことをそのまま口にしてた
幼かった自分たちは自分が思うままの行動をしてた
今、思い返せば大きな罪を犯したと心の中で責める
「大好き」 それは簡単に口にしていい言葉じゃない
「大好き」 何度その言葉を笑顔で口にしただろう
その言葉は嘘になった あの言葉は消されてしまった
「大好き」 お互いに言い合っていた 時が二人を引き離した
忘れてしまった お互いのことを 「大好き」と言ったことも
大人になって気づいた 「大好き」 それは重たい言葉だと
簡単に口に出してはいけない 重く大切な言葉だということを
考えなかった 考えようとしなかった 自分の罪の重さを
何も知らない子ども 罪なんて言葉を耳にしたことがないだろう
子どもの頃は簡単に「大好き」って言葉を口にしてた
その言葉の重さを知らなかった 知ろうとしなかった
何かを理解しようとする気持ちを持とうとしなかった
遊ぶことだけしか考えない子どもだったから
無邪気だった子ども頃 大きな罪を知らずに犯していた
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