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夜と朝とサヨナラと。
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作詞 朱月きのこ |
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どんなに空が青くても
君がいなきゃ意味無いのにね
過ちを犯してやっと気づく
僕らが見ていたいのはなんだ?
会えないもどかしさ
会いたいなんて言えなくて
僕は痛みを知る
今は君の声が聴きたいよ
僕が風になって
覆い被さる雲を吹き飛ばすから
君は笑って
朝日が昇るのを確かめてみて
昨日とは違う今日を繰り返そう
夜が明けるたびに君を想う僕がいる
たとえ空が晴れていても
手が届かないと君が泣いている
甘い言葉はいらないから
絡めた指を離さないでいよう
この胸の感情が
どれ程大切か知っているから
伝わらない気持ち
上手く昇華出来たらなぁ…
僕が雨になって
街も心も全部洗い流すから
君は泣いて
嫌なものを流してしまえばいいよ
昨日とは違う月が顔を出す
少しずつ君も僕も大人になるんだ
穏やかな横顔が好き
優しい声が好き
君が笑うと僕も嬉しいから
今はこの温もりを大事にしよう
僕が灯になって
君に降り注ぐ孤独を照らすから
君は歌って
光の射す方へ歩いていくんだ
誰も悼まないから忘れてしまった
あの日の月は地球を廻っているのに
ビルの間に瞬かない星二つ
水蒸気にのまれてサヨナラ
夜が静かに溶けて逝くのを待とう
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