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あたしが傘を好きな理由
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作詞 満月三日月 |
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今日は雨。傘がいる。
あたしはうれしくなっちゃう。
登校中、あなたと話す真っ赤なあたしの顔を上手く隠すことができるから。
青い傘と赤い傘、2つが並んでいるだけでかわいい恋人同士に見えるから。
靴紐を結びなおすあなたの、傘を持つフリしてこっそり同じ傘に入る夢が叶うから。
あなたの目線が、ちがうとこ向いてることを知らないフリしていられるから。
あたしより5cm低い、ピンクの傘があなたのことを下の名前で呼ぶ声も傘で跳ね返せるから。
あたしはこんな理由でこの傘が好きです。
だから、たとえ穴があいても・・骨が折れても・・捨てられないのでしょう。
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