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sword errand of a child
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作詞 黒翼色 |
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国のために幼き子どもまでもが戦へと行った
小さな手には大きな剣と盾 身体には重い鎧
小刻みに震える身体は戦への恐怖と親の恋しさを表\してる
生か死 勝か敗しか考えられない子どもたち
誰もが涙を流した 誰もが泣き叫んだ
幼い子どもまで戦に出なければならなかったから
弱い力で重い身体を支え、今にも倒れそう
誰も助けてはくれない ただただ戦の場所へ進む
知らない人に囲まれ、国の未来を光へと変えるため
幼き剣士達は歩く 死という恐怖に襲われながら
進むにつれ、大きくなる震えと恐怖
逃げ出したい気持ちを抑え、ひたすら歩く
人々の顔は強張っている 泣きそうな人もいる
神様はどちらに味方してくれるだろうか
敵との睨み合い 向こうは全て大人だった
この時からもう結果は目に見えていた
勇ましい雄叫びと共に砂煙が生まれた
金属と金属のぶつかる音 赤い液体
幼き剣士達も必死になって戦っていた
神様は味方してくれないと思っていたから
神様はどちらにも味方してくれなかった
荒れた大地に転がる多くの人間の姿
何処からか聞こえる誰かの泣き叫ぶ声
たった一人の幼き剣士だけがそこにいた
赤く染まった身体 小刻みに震えてる
神様は多くの悲しみという罰しか与えなかった
無力な子どもはただただ泣き叫ぶことしかできなかった
「戦なんて消えてしまえ」 そう呟くことしかできなかった
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