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花廻り
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作詞 Aoi/S |
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向日葵が見上げる青空
どこからか聞こえる蝉の声
二人で行った海で拾った
巻貝 白い部屋に波を呼ぶ
このまま夢へと堕ちたくない
せめて最後のわがままを・・
花は枯れてもこの地に種を
尊き“生”の証を残せるけど
何も持たない私は貴方に
残せる物が見つからず
ただ涙に惑う・・
陽が沈み月が夜を飾り
静か過ぎる時が訪れた
無垢な装束を身につけて
私はもう目を開けていられない
「また二人で海へ行こうね」と
何度も言っていたのにね
花が枯れてもまた次の年
新たに芽吹いた花が咲き誇るよう
私が眠り今は泣いても
時間がまた愛すべき存在(ヒト)を
連れてきてくれるはず・・
花が揺れれば花びらは散る
人はそれを美しいと言うでしょう
「泣かないで」とは言わないけれど
私は信じ続けるから
貴方が立ち直る事を・・
また誰かを愛せる事を・・
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