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骨灰
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作詞 Pochi(♂) |
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心に沈んだ澱は冷たくて
慈しみに熔けた憎しみの結晶(かたち)
粘り気のあるベロニーテが侵蝕(むしば)む…
火柱が聳え黒煙が上がる
アナタは火食されるまま
吐き出したmagma 灼ける火砕流
目前に広がるは濁る灰色の景色だけ…
煮え滾る神経(くだ)に流れ込むアナタ
今にも反り返る私のプレート
煩悩を覆うエアロゾリが貫く…
銃声の如く吼えるvolcano
炎帝を思わせるような…
頂に湛う湖の様は
荒廃に注いだ熱涙か枯死した血涙か…
揮発するアナタ 海原へ大気(そら)へ
虚ろな胸でもまだカルデラが疼く…
花は綻んで樹木生い茂る
るつぼにて宝石(いし)は眩く
手にかけた罪を時がなだらかに
風化するのを待ち焦がれ…
大洋に沈むAtlantis(らくえん)のように
アナタは淡い空想(ゆめ)と化す
サージが晴れてただ残されたのは
アナタを死で覆いつくした灰色の景色だけ…
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