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虚脱感。
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作詞 春姫 |
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たまには落ち込むこともある。
すごく悲しいときもある。
笑えないほどつらいときもある。
それを知っているのに「笑え」と言うの?
雰囲気を悪くさせないためにずっと笑っていた。
愛想笑いの毎日。苦笑いの毎日。
自分でもわかってる。
それに気付いて「本気で笑ってるの?」と言うね?
私はどうすれば良いかもうわからない。
ただこんな自分は嫌いなの。
昔はこんなじゃなかったのにあなた達が言うから。
だから変わったの。
なのに今度はそれを非難するの?
もぅ疲れたの。
考えるのに疲れたの。
誰も私の心を分かってはくれない。
誰も私の哀しみに気付いたりはしない。
人の汚い所ばかり見えてどうしようもないの。
どうすれば良いかわからないの。
でもこの場所から逃げることもできないの。
もたれる背中もないの。
頼れる手もないの。
許せる耳もないの。
ただ心の中で「自分は絶対にあぁはならない。」と叫んでるの。
でもこんな自分がきれいな人とは思えない。
良い子だとは思えない。
優しいとは思えない。
人は私を見て
「きれいな人だ」と言う。
「偽善者だ」と言う。
私は自分のことを誇れない。
汚い人になりきってはいないが
きれいな人ではないと何処かで気付いてしまっているから。
誰か私の心を開いて。
傷みさえ感じなくなってしまった私の心。
すたれてしまった私の心。
ただ今私の中に残っているのは・・
虚脱感だけなの。
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