|
|
|
In the deep sea
|
作詞 黒翼色 |
|
コポコポと小さな泡が上へ上がっていく
上には太陽の光が水に映ってぼやけて見える
少しだけぬるい海の水 そこが知れない深さ
暗く深い海の底 そこには何が待っている
小さな魚が音をたてずに泳ぎ去っていった
まるで周りが見えていないような死んだ目をして
その瞳には光が映っていなかった 見えなかった
黒い瞳には黒い闇しか映る事を許されていなかった
白い光は映らない 映る事を許されていないから
この場所には光が届かない 闇しか存在しない
目を閉じて身体の力を抜いてしまえば沈んでしまう
それに抵抗をすれば沈むスピードは加速していく
まるで空中を漂う鳥のような感覚を感じながら
今、自分がどんな状態でいるのか考えている
目を開いて手を伸ばしてみると奈落の底に
突落されたモノのような恐怖と不安
目に映るのは暗くぼやけている海の姿であって
それ以外のものは映る事を拒んでいるのか
許されていないのかこの目に映ってはくれない
望んでも求めても映らない 映ろうとしない
その瞳には光が映っていなかった 見えなかった
黒い瞳には黒い闇しか映る事を許されていなかった
白い光は映らない 映る事を許されていないから
この場所には光が届かない 闇しか存在しない
|
|
|