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嘘声録音
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作詞 モス・キート |
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何度も何度も同じ事 昨日を繰り返す
壊れたテープ
耳に触るかん高い声で 夢想を語り行く
吹き込まれた声は僕の声?
見ちゃいられない馬鹿なことを
平気で口にしてるのは 僕?
あれから変わった 背も少し伸びた
見なくて良い部分も 見えるようになった
初めての嘘の 記憶も無くして
こうして僕は 僕を失って行く
避けられた物も避けないで 不幸だと嘆く
壊れた僕
醜い棘を全部吐き出して 癒されるのを待つ
今こうしてるのは誰だろう?
器から溢れて零れた物を
拾いもせず涙を見せるのは 僕?
あれからどうだい 少し変われたかい
何にも出来ない 現実を見たかい?
あの声とは違う 見もしない夢を
語り聞かせ 僕がすり切れて行く…
この頃全く夢を見ないんだ
この世界すら夢に見えるんだ
知り尽くした気分に浸って
もう知りたい事なんて無いのに
耳元で夢の手本の爆音
今からはどうだ 少しは変わるか
星の向こうにある それを信じれるか?
嘘塗りたくった 僕は頷いた
唐突に嘘を 信じたくなって
明日はそうだ あそこに行こうよ
初めて僕が 嘘をついた場所へ
足跡は消えず 反対に向かう
この日々を決して 無駄にはしないよ
もう一度 録音ボタンを 押すんだ
僕の持つ嘘を 夢のように語るんだ
偽りの光を
求め続けて
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