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空に住む者
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作詞 コイチロ |
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大樹らの生い茂るその中に
今飛び立つべき者がいた
小さな窓を覗いていた
こんなにも広いこの世界
どれだけ私は小さいのだろう
窓に 掛けた足が震える
大空を飛ぶ このことが怖くて 不安で
いつもは臆病な先に弟が飛び出した
ぎこちないながらも精一杯 ハバタイテイタ
フラフラと危なっかしくて ミテラレナカッタ
気付いたときには
私は窓から飛び出していた
一足先に出た彼は
少し先の枝にとまっていた
あそこまで行こう
ずれた方向を修正しながら
ここは大空とは言わないだろうけど
生まれて初めての風を感じた
あそこまで行こう
眩しいくらいの光に包まれ
いつもは臆病だけど勇敢な彼に
バカと罵ってやろう感謝を籠めて
大樹らの生い茂るその中に
今飛び立つべき者がいた
今私の子達は
逃れられない恐怖の前
頼りなくとも立ち向かっている
あの頃の 私たちの様に
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