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ささやかな気持ちに
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作詞 原形質分離 |
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君と並んで歩いたとき
少しだけ手が触れる。
見上げれば君が恥ずかしそうに笑って
「つなぐ?」
と、片手を差し出す。
指と指を絡ませて
暖かな温もりを感じあう
ささやかな時間
まぶしい日差しに二人
どんなことがあっても、二人で歩いていけるね。
ささやかな気持ちに
私はいつも救われる。
誰もいない公園
木漏れ日に隠れて二人
見上げた君があんまりにも無防備だったから
ほんの少しの勇気
急に立ち止まった私に
振り返った君
つま先立ちして視線に合わせるの
唇が、重なるように。
驚いた顔の彼が、至近距離で拝める。
そんな、
ささやかな幸せ。
ありがとう
いつでも思うよ、君の事
ささやかな気持ちをたくさんありがとう。
別れが突然だったから
少し、時間がかかってゴメンね。
君と過ごしたたくさんの時間
君が生きたたくさんの時間
重ね続けたささやかな幸せ
いま、私の胸で
色あせることの無い宝石へと変わる。
ねぇ、
今でも好きだよ。
だから、どうか安らかに。
私からのささやかな祈り。
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