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耳に残るあなたの声  残留幻聴
作詞 幾春 優梧
そっと手をボクの手の上に重ね
耳元でささやくような
甘い声
触れた部分が暖かくて
崩れる防御本能\


見つめる眼差しは遠く
黒く輝く夜空の果てに
伸ばす手
届かないと知っていて
消えていく砂



あなたからもらった確かなもの
溶けてゆく宝物
愛した人を失くすことで
0の渦に同化した
旋回する水

螺旋の水

歪曲する水




届かないと知りながら尚も愛し続けた
正しくない愛
でもこれが真実
受け取ってくれないと知りながら尚も愛し続けた
認めたくない愛
でも見出せない希望
信じ続けたくて
堕ちていくと知りながら尚も愛し続けた
切なく儚く朽ちていくのを
この目で見届けたのに
それでもボクの中にある愛が正しく真実であることが
唯一の



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歌詞タイトル 耳に残るあなたの声  残留幻聴
公開日 2005/07/05
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 片思い
コメント 正しさなんて人それぞれで、そのかたちは絶対に歪んでいる。
幾春 優梧さんの情報
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