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戻れなくなつた火曜日
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| 作詞 ％０１２０％ |
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あたしはすれ違う人から
あたしが向かつているのは死だと教えてもらつた
急いで引き返そうかと
足を止めたが止まらないし戻れもしなかつた
あたしはすれ違う人の中に
あなたがさつそうと歩いているのを確かに見た
あなたはあたしに気付かないですたすた歩いた
あたしはあなたが気になつて前を向けなかつた
あたしは同じく歩く人の中に
あなたにそつくり生き写しのような人を見た
「いつしょに逝きましょうか」
後ろから掛けられた声は確かにあたしの声だつた
あたしはすれ違つていつた人ごみに
あなたを探したけれどいなかつた
後ろから押されて前に進んだあたしは
どこかで戻れなくなつたことを知った
歩いているうちにまた今日が終わつた
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