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嘘・真実
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作詞 堕人間 |
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嘘は僕を救う・・・
嘘は僕を傷付けても 最後に救う。
神は僕を傷付ける。
どれだけ信じても裏切りを止めない。
戦争。略奪。独裁。
貧困。飢餓。卑下。
嘘は優しく囁く。
「君の明日は輝いている。」
神は静かに呟く。
「私を信じなさい。」
君は静かに呟く。
「本当は愛はなかったの。」
嘘は優しく微笑む。
「この方がお互いの為によかったの。」
偽善は悪ではない。
相手が知らねば唯の善に他ならない。
真実はそんなに正しいかい?
嘘はそんなに汚いかい?
嘘の塊。僕の世界。
誰を信じるの?
何を重んじるの?
現実が、真実が何かもたらしてくれるの?
真実は言う。
「あのコはあなたを嫌っているかも。」
現実は言う。
「あなたは何も持っていない。」
偽善は言う。
「あなたは愛されているよ。」
偽りは言う。
「やれば叶わないことなんてないんだよ。」
現実逃避と笑っているね?
妄想主義者と蔑んでいるね?
現実はそんなに偉いのかい?
真実はそんなに幸せかい?
さぁ、仮面を外そう。
さぁ、偽りと生きよう。
神は何も与えない。
現に此の世は変わらない。
貧困。戦争。略奪。
さぁ、手を離そう。
現実と言うまやかしから。
巧妙に作られた幻想から。
囚われず静かに今を見ていこう。
自分の精神と自分の五体が君の全てだろう?
何時からか気付いているはずさ。
「正しいこと」は他人の決めることじゃない。
此の世の正義は君に正しくも成り過ちにもなる。
常識と言う価値観の統一に騙されるな。
君は此の世の王にもなれる。
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