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心のベル
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作詞 三黒心 |
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曲がりくねった路地裏を 無心でさまよい歩いてると
どこからともなく聴こえてくる
あてもなく探しつづけると そこには犬が独りでいたんだ
僕は何も言わずに手を伸ばす
ソ\イツは嫌がり手を振り解く 威嚇をしながら振り返る
暗い奥の方へ逃げていく 慌てて僕は追いかけるんだ
「まってくれ ちょっとでいいから
ボクの話を聴いておくれ
何故キミはそこにいたんだい...」
気づくと犬が付いて来る ついさっきまで怒ってたのに
でもまぁいいや嬉しいから
それじゃあ僕が名前を付ける そうだな、名前は「ベル」だ だって
首輪のベルがとても目立つから
「違うよ」と何か聴こえた気がした 周りを見ながら振り返る
犬のベルの音しかしないよ さぁ一緒に帰ろうかぁ...
「まってくれ ちょっと聴いてよ
ボクの名前は君自身だよ
でもキミに届いてはくれない...」
だってキミはいつまでも心の中に閉じ込められてるから
僕はキミを助けるために君自身が作り出した君自身
覚えてるかい ぼくたちが出会った時の場所を
僕がそこにいたんじゃなくて、キミがそこに来たんだ
解るかい?解ったならボクのホントの名を呼んでおくれ...
そっか、解った 今呼ぶからさ
そうだキミの名前は「ララ」だ
これでキミにも届くはず...
これでここから出れる...
まって、キミは どうするのかい
キミをおいて行けないヨ
僕はキミに手を伸ばす
けどやっぱりキミは嫌がり 振り解き、僕にこう言った...
「心配要らないよ いつもキミの心ん中にいるよ
寂しい時はベルをならせばいいんだよ...」
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