|
 |
|
アリガトウ
|
| 作詞 黒翼色 |
|
アリガトウって言葉 最後に使ったのはいつだろう？
言おうとすると息が上手くできなくなって声が出なくなる
アリガトウというたった一言言うだけなのに上手く言えない
感謝の気持ちを言葉として表すことができなくなってしまった
理由もわからないのに恥ずかしいのは何故なんだろう？
理由もわからないのに声が出ないのは何故なんだろう？
言葉を出そうと口を開いても呼吸が上手く出来なくなって
言葉というものが喉に引っかかって口外へと出ようしない
苦しい そんなことばかり頭の中を頭全体を駆け巡っていく
言えなかった その後悔という文字が心を強く締めつける
アリガトウという言葉が大きな塊となって喉を塞ぐ
まるで口外に出ることをひどく拒んでいるようなふうで
そんな自分が情けなくてそんな自分が愚か者に感じて
自然と目から涙が溢れ出して頬をつたって地に落ちた
何で言えないの？アリガトウという言葉は素敵な言葉
なのに何で出ることをそんなに拒むの？ねぇ、どうして？
ドウイタシマシテって言葉を返してほしいけど
アリガトウって言葉が言えなければその願いは叶わない
震える声を無理に大きくしたら裏返った声になってしまったけど
やっとアリガトウって言えた やっとドウイタシマシテが聞けた
アリガトウ、ドウイタシマシテ それはとても素敵な言葉の会話
|
|
|
