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左右の顔
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作詞 じすぷろ |
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ポケットの中から 取り出す携帯電話
指定した着メロが 部屋を暖める
受話口から声 大事な用があるの
ボクもあるんだと 待ち合わせした
キミの唇が 動いて言葉を発する
ボクの足元が 崩れた気がした
幸せそうに語るキミが ボクは
左顔にはキモチを 隠せないって聞いたけど
キミはボクの右側にいる
涙も声もこぼさないように 右の顔は笑えてるかな?
キミの指輪が眩しいよ
冷たいよと言った ボクは無視し帰った
あのままだったら 泣いていたから
考えてなかった キミがいなくなる
ずっと側にいる 保障もないのに
公園のベンチで ずっと雨に打たれている
ボクのこの顔を 隠してくれるから
笑顔が眩しかったキミに ボクは
左顔にはキモチを 隠せないって聞いたけど
キミはボクの右側にいた
そっけない態度のワケに キミは気付かなかったかな?
キミの笑顔に負けそうさ
手を握り締める 箱がつぶれてく
中の指輪には 行き場はもうない
左顔にはホントのキモチ 隠せないって言っていた
いつかのキミの横顔がチラつく
好きと言ってくれてた昔 何も言わなかった自分が
後悔しても遅いんだね
悪い夢なら覚めてよ
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