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焦燥COINアトランダム
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作詞 GREG |
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右手に握り締めた十円玉
さっき買ったジュースのおつり
その小さな冷たさ
西日が差し込むこの教室で
僕はじっと見つめていたよ
かすかな君の残像を
浮かんでくるあの日の恋
そのたび後悔がこみ上げ涙へと変わる
そして投げられたそのコイン
揺らいでいた裏も表も
それに気づいてなかったから
臆病になった僕は悩んだんだ
その一歩の重さを
その選択を
世界の端のこの廊下を
歩く音たちがこみ上げては消え
寂しさだけが残った
無限の選択はしぼれたって
それでも思った通りにいかないんだろう?
そして投げられたそのコイン
揺らいでいた裏も表も
答えは未来しか知らないのに
勝手に決めつけてて悩んだんだ
そしてわかったふりして
諦めて泣いた
想うほどに後悔は膨れて
悩むほどに僕は壊れて
だから気づいてくれよ
結果がわかってるなんて
ただの幻想・・・
そして投げられたそのコイン
つかんだその手の中
つかむまでわからなかったんだろう?
そして開かれたそのコインを
はっきりしたその表も裏も
今は見なくても走り出せるよ
選択肢なんて2つしかなかった
僕が動くかどうか
それだけだった
ほんのちょっとの勇気
振り絞れるかどうか
それだけだった
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