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ハッピーエンドになれたなら
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作詞 祈羅 波雪 |
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私の名前は ラプンツェル
十二になったその夜に
森の塔に 入れられた
戸もない 階段もない
小さな窓が一つだけ
「ラプンツェル ラプンツェル
きれいな髪を たらしておくれ
黄金のような お前の髪を」
魔女の声を聞いたなら
髪をたらして 「おはいりよ」
歌を歌うよ ラプンツェル
歌声聞いた 王子様
魔女のように 呼びかけた
するする 髪を伝ってく
「貴方を想って眠れません」
惹かれあい 二人は愛を誓う
けれど外には 出られない
「絹の糸で はしごを編みます
毎夜 絹を持ってきて」
ある時 口を滑らした
「王子様は 軽いのに…貴方はなんて重いのかしら」
魔女は怒って きれいな髪を切り取った
捨てられました ラプンツェル
荒れた野原で 泣きました
王子の瞳はくりぬかれ
愛しい愛しい ラプンツェル
探し続け 涙を流す
いつか再び逢えたなら…
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