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だんでらいおん。
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作詞 唯知 |
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小さな声に耳を傾けた
欠けていく夕日を見ていた
もう此処から旅立つ時か
待っていたけれど
怖い事だ
今は少し
此処は陽のあたらない場所
くすんだ所の見当たらない
鮮やかな赤を見上げた
飛んでいく綿毛を見ていた
新しい所へ行くんだ
一方の自分は根が深いらしい。
いつからか
地図に載っていない路地を行くのが
恐くなっていた
いつの間にか
飛び越えていた小川が
どこかへ行ってしまった
変化が恐くて
綺麗な理由つけて
此処から動けずにいる
過ぎ行く周りを見ていた
此処から動き出すんだ
また乗り遅れている 自分がいた。
手をひかれても
例えそこが明るくたって
なぜか
僕の足は動かない
どうした事だろう
きっと未来よりも
過ぎ去った今までの方が
綺麗に輝いてる気がしたからだ
でも、今動こう。歩こう。
今立っている場所をそうやって
綺麗に輝く思い出にするために・・・
飛んでいく綿毛を見ていた
新しい所へ行くんだ
きっと自分は一つだけしがみついていた 最後の綿毛
深い根っこなんかきっとない
新しいところへ行くんだ。
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