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孤独なヒーロー
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作詞 mag |
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強いそいつに敵なんかいなかった
ばったばったと倒れてく奴らも
決して弱いわけじゃないのに
人はそいつを野獣と呼び恐れた
手に持つ剣はいつか伝説になり
そいつに近づく馬鹿はいなかった
そんな馬鹿なんか そんな馬鹿なんか
孤独を嘆く若きヒーロー
強さゆえに愛を求めた
強さゆえに手に入らなかった
強いそいつが殺した敵に
涙浮かべる貧しい少女がいた
野獣はそっと手を差し伸べる
少女はそいつをずっと恐れていた
手に持つ剣に父も殺されたのに
そいつの手をそっと握りしめた
そっと握りしめた そっと握りしめた
孤独を嘆く若きヒーロー
強さゆえに求めた愛を
優しさによって手に入れたんだ
野獣は暴れまくった
まだ少女である少女のために
少女が大人になるために
人はそいつを野獣と呼び恐れた
そんな野獣が流した涙が
冷たい少女の頬に流れた
孤独を嘆く老いたヒーロー
強さだけに求めた愛を
強さだけでは守れなかった
孤独を嘆く老いたヒーロー
涙流した優しいヒーロー
野獣が倒れるその日には
唯一つの愛にまた会える
唯一つの愛にまた会える
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