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「ギター少女のロッキンホース・ソ\ング」
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作詞 西樹 雛 |
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ギターを始めた少女は言った
「あたしがおまえと歌ってやる」と
少女の小さく細い体に
不釣合いなギターをプレゼント
それでもいいと思ったのは 美しい艶髪が弦にかかって
あまりにも素敵だったから ただそれだけのことで
待っててあげるよ そのときまで・・・・・・
小さな体を少しでも かっこよく見せようとして
少女の足にはロッキンホース
ギターがやけに重そうだね
天使の歌声に弦の音を絡めて 長い髪を振り乱し
二人鎖に縛られながら 今宵緋色の時を捧げよう
それはまだ先の事で 痛みを知らない少女は
夢中で奏でている
その時が来るまで
(天使の風貌をした悪魔は、魅力的だね)
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